今日は脳科学者の中野信子先生の『科学がつきとめた「運のいい人」』を読んで
重要なポイントやぼくの気づいたことなどを共有していきたいと思います。
ではいきましょう!
・運のいい人は自分なりのしあわせのものさしをもっている
・運のいい人は「運がいい」と勝手に思い込む
・運のいい人は祈る
脳科学的に運のいい人とはどんな人?
自分なりのしあわせのものさしをもっている人
ひとつめは自分なりのしあわせのものさしをもっているということです。
運がいい人は、幸せを主観的に判断します。
つまり、他人や世間にとっての「しあわせ」というのものに左右されずに
自分にとって居心地がいいか?を判断基準とします。
例えば
- カフェでくつろぎながら読書をするのが好き
- 大人数の場に出かけてたくさんの人と会うのが好き
- 家族や犬と過ごす時間が好き
その時間が何よりも楽しいという
自分にとっての「しあわせのものさし」をもっています。
一般的な価値観や他人の意見に惑わされず、自分なりのしあわせを把握することが重要です。
著書ではそう言っています。
運のいい人は「自分は運がいい」と思い込む
運がいい人は自分は運がいいと思い込みます。
根拠がなくても運がいいと決めてしまった方が実際に運が良くなるといわれています。
なぜでしょうか?
例えば、テストを例にすると
運のいい人は
と思うのに対して運の悪い人は
そう考えてしまうのです。
運がいいと思っている人には努力の余地が生まれますが、運の悪いと思っている人にはその余地が生まれないのです。
著書ではそう言っています。
つまり、運のいい人は自分の努力次第で次のテストがうまくいく可能性が高まりますが
運の悪い人はそこで終わってしまいます。
ひろゆきさんも同じようなこと言ってておもしろかった
運のいい人は祈る
運のいい人は他人のために良い祈りをするといわれています。
人間の脳には、前頭前野内側部と呼ばれる部分があり、その部分は自分以外のだれかに対して幸福を祈ったほうが「よい祈りだ!」と判断するらしい。
というネガティブな祈りよりも
みたいな祈りのほうが、脳にも身体にも良い影響を与えるといわれています。
また、前頭前野内側部はウソを見抜く力もすぐれています。
てきとうに相手のことを願ったような祈りをしても
「この祈りはうそだ!」
と見抜かれてしまいます。
まとめ:アクションプラン
- 自分がどのような状態なら居心地がいいか考える
- 嫌なことがあったら運のせいではなく、「改善」を意識する
- 心の底から他者への思いやりや感謝をもって生活をしよう
「運がいい」という非科学的なものを
脳科学の観点で根拠が述べられていて非常におもしろかったです。
ページ数もそんなに多くなくて、難しい表現もほとんどなく
サクッと読めておすすめです。ぜひご一読を。
ではまたお会いしましょう!