そんな不安を解決してくれるようなヒントがつまった一冊を紹介したいと思います。
今日は長松茂久さんの30代を無駄に生きるなという本を紹介し、また自分なりの気づきも
共有していきたいと思います。
ではいきましょう!
あきらめるにはまだはやい。30代をどう生きるか。
20代をダラダラと過ごしてしまったとしてもまだ取り返せるのが30代の特権
ぼくも今年30歳になりましたが、20代後半〜30代にさしかかると、仕事や結婚、自分のライフスタイルについての悩みがより強くなってきませんか。
ぼくの場合は、仕事の面の悩みが多かった。
20代前半はサルのように遊び尽くし、人生の夏休みといわれている大学時代は特に何かに挑戦することもなくダラダラと過ごしてきた。
新卒一括採用みたいな変な風習には疑問を持っていたものの、自分でブログを書いたり事業をしたりもせずに、そのままフリーターとなりのらりくらり笑
(今思うとあの時期も大切だった。)
24歳で一般就職し、27歳くらいからせどりをやったりと副業的なことをやりだして
29歳でこのブログを立ち上げた。
20代後半はとくに
「自分のやりたいことは何か」
みたいないま思うとよくわからない悩みと向き合って20代で成功している他人と比べて焦り、そしてそれまでの人生を後悔していた。
しかしこの本と出会いその考えを捨てた。
いまの時点で過去をそれほど悔いる必要はない。いまならいくらでも取り返しがきく。
むしろ振り幅が大きいぶん、あなたの人生にプラスのギャップを生むことができる。
そもそも、過去に得たものすべてを抱えながら、ここからの長い人生のマラソンを走り切ろうとすること自体、無理がある。スタート時点に立つことは大事だが、それよりもまずは自分がどんな荷物を持ちながら走ろうとしているかを考えたほうがいい。
30代からは、自分にとって何が大事なのかをもっと明確にして荷物を軽くしながら生きていきたいと思った。
ではそれをするにはどうしたらいいのか、具体的な方法を書いていく。
まずは自分の棚卸しをしよう
30代をどう生きるか、を考える前にまずは自分の棚卸しをすることが大事だと本書では言っている。現在地を知らずして旅に出ることはできない。自分の今を知ることがまずは大事だと。
自分の棚卸しとは
- あなたは何が好きで、何が嫌いか
- あなたは何が得意で、何が不得意か
- あなたが今後やりたいこと、やりたくないことはなにか
- あなたの人生のゴールは何なのか
- あなたが大切にしたいことは何なのか、手放したいものは何なのか?
- 何に幸せを感じていて、何に不満を感じているのか?
とにかく思いつく限り出して自分を分析することで
- 改めて自分自身を客観視することができて
- どこに向かうのかが明確になり
- 30代からの人生の方角を作る
ことができる。
より自分の価値観を明確にしたい人には3ステップでやりたいこと探しを終わらせる
「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」という本がオススメ。
それを他人と共有して足元固めワークをする
そしてその「自分の棚卸し」を書いた紙を身近な人にみせることを筆者はおすすめしている。
関係が親しくなればなるほど
「言わなくてもわかるよね」
みたいな空気が生まれるが、そんなことはなくて言わないとわからない。
自分を理解してほしいと思うなら今の自分の思いや夢を相手に伝えるという行動を能動的にやらなければいけない。
その通りだ。
「そういうのを見せるのはちょっと恥ずかしい」
と思う人もいる。そういう人におすすめなのが、会話の中で自己開示をすることである。
特に、仕事、恋愛、趣味、性、といった話題を自分から会話の中で取り入れることで
相手に信頼感を与えて、相手からも心を開いてくれることがある。
話題の度合いはそれぞれあると思うが、普段の雑談の中で深いテーマについて
話すだけでも
「この人は自分に心を開いてくれている」
と相手からの信頼を得ることができる。それこそ30代にやっておく大切な足元固めワークだ。
ここまでは、30代を生きるうえでの準備編。
ここからは実践編で30代で必要な思考力や行動力について書いていきたいと思う。
30代でつけておくべき具体的な思考や行動力
インプットよりアウトプットに力を注ごう
アウトプットを磨くには、行動と実践。つまり場数と経験を積むしかない。
今までの得たものをアウトプットしていくことが30代では大事なことだ。
プレゼン力もその一つかもしれない。ぼくは人前で話すのはかなり苦手だからそのような場をさけてきた。しかしこれからはそうも言ってられない。
たぶん30代になると、プレゼンはもちろん結婚式でのスピーチや職場のリーダーとして人前で話す機会は増えるだろう。
人前に立つことは緊張するが、自ら登壇する場を設けることが一番の上達かもしれない。
そういう意味では僕がやっているゲーム実況も意味があるかな笑
このブログもそうだが、これからは20代で学んできたことや、いま学んでいることに対して必ずアウトプットすることを心がける。
ビジネスマンの第一定年を40歳と定義してみること
ビジネスマンの第一定年を40歳と定義してみること。これをやっておくと、今の時点でやるべきこと、役割が明確になっていくはずだ。
学校にいた頃とちがい、働いていると1年がキッチリ終わるようなシステムがないから
ダラダラと過ごしてしまうことがある。
だからこそ、この10年を一区切りとして考えることで、最初の棚卸しと同じように
仕事や人生についての目標が明確になり有意義に過ごすことができる。
これは試してみたい。
自分と合う人合わない人が明確になってくるからそ一会全力
30代にもなると、学生時代〜今日までにたくさんの人に会ってきているはずだ。
そんなたくさんの人に会ってきたからこそ
「何となくこの人とは合わないな〜」
とか
「一緒にいて楽しいな〜」
みたいなのがわかってくる。そして30代はまだまだ人に会う機会が多いから
その感度を使ってより良い人間関係をつくっていくことができるのも30代の特徴。
だからこそ会う人には最低限の礼儀をもって接することが大切だと思った。
さいごに:アクションプラン
- 自分の棚卸しをする
- インプットよりアウトプット重視
- 40歳を一区切りとして考え人生の時間を有意義に使う
- 人に会う時は礼儀をもつ
いかがだったでしょうか。この本を読んでからぼくは30代を生きるのがワクワクしてきました。
ここでは伝えきれない30代に大事なことが本書にはたくさん書かれています。
ぜひご一読を。
ではまたお会いしましょう!