自己理解

これをやればやりたいことが見つかります-「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」を読んで

「やりたいことが見つからない」

そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。今日はそんな現代の悩みを論理的に解決してくれる一冊を紹介したいと思います。ヒントは自己理解!

この一冊で自分の中のやりたいこと探しのヒントや、やりたいこと探しをどのようにすれば終わらせられるのかがわかります。是非ご一読を。

こんな方におすすめ入力

自己理解をしてやりたいことを見つけたい方
自分の得意なことや好きなことを明確にしたい方

やりたいこと探しで迷い続けてしまう理由

迷い続ける人とそうではない人の違いは選択基準があるか
ないか

「やりたいことが見つからない」と悩んでいる人の多くは選択基準が間違っているからだといいます。どの道に進めばメリットがあるかを考える人は悩み続けてしまうのです。

常に「どうするべきか」というメリットデメリットで考えてしまうのでいつまで経っても自分の選択基準ができずにいます。

自分の道を進む人は、自分が興味があること、自然と惹きつけられるもの、つまり自分の内側の基準に目を向けて行動しているのです。

そうした選択基準を作り、自分のやりたいことを見つけるには、自己理解をすることが大切だと言うことです。では、具体的に、自己理解をするには何をすればいいのかを書いていきたいと思います。

 

やりたいこと探しを終わらせる3本の柱

本書はやりたいことが見つかる自己理解メソッドの3本の柱を紹介しています。3本の柱とは、

  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • 大事なこと

この3つです。この3つを掛け合わせるとことで本当にやりたいことが見つかると説明しています。

【やりたいことが見つかる自己理解メソッドの公式】

「好き×得意×大事=本当にやりたいこと」

では、まず大事なことから説明していきたいと思います。

大事なこと(価値観)を見つける

大事なこと(価値観)とは「ずっと進み続けられる人生の方向性」のことです。つまり「こう生きたい」という人生のコンパスのようなものです。

よく勘違いされるのが目標です。しかし目標というのは「価値観に向かうまでのチェックポイント」のことです。

ここを混同しないようにしましょう。

・価値観=自分が向かう方向性

・目標=自分が進む距離

例えば、年収1000万を目指すというのは目標です。これを自分の価値観だと勘違いしてしまうと、仮に年収1000万を達成した時にモチベーションを保つのが難しくなってしまいます。

「自由に生きたい」という価値観の上での年収1000万であれば、それはプロセスなのでモチベーションに左右されることなく前に進んでいくことができます。

 

価値観を決める時に注意するのが、それが偽物の価値観か本物の価値観かです。

ポイントは「〇〇したい」であれば本物の価値観で、「〇〇すべき」であれば社会や他人から与えられた価値観です。

「〇〇したい」が自分の内側から出た価値観であれば○

「〇〇すべき」は他人や社会から与えられた価値観であれば×

価値観について書いたブログもあるのでよければ是非↓

やりたいこと探しを終わらせる3つの考え方こんにちは、介護福祉士で自己理解研究をしている山田亮太です 今日はやりたいことはなぜ見つけることが難しいのかを解説し そこか...

 

得意なことを見つける

得意なこととは、成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターンと定義しています。ちょっとむずかしいですよね。詳しく説明していきます。

得意なことはクセのようなものだといいます。例えば僕のクセはこれ。

  • 気付いたらなんか考えごとをしている
  • 他人の立場になって考える時がある
  • もっと人生が豊かになるにはどうしたらいいか考える
  • 何事も小さく試す
  • 一人でモクモクと作業するのが好き
  • 働かないで生きる方法はないか笑

こんなことを考えていることが多いですね。つまり、自分にとって無意識にできてしまう考え方や行動が得意なことです。

是非、みなさんもノートなどに書いてみてください。

気をつけたいのは、それはただのクセでしかなく短所にも長所にもなるということです。
なので、短所を変えようという努力をするのではなくて、視点を変えることが重要。

例えば、「3人以上の飲み会に行くと空気になる」ということを短所だと思っていたら、視点を変えて「一人でいるときの方が集中できる」と言い換えること。それが得意なことを見つける時には重要になってきます。それを意識して自分の得意を見つけてみてくださいね。

好きなことを見つける

好きなこととは、興味・好奇心を感じる分野のことと定義しています。

例えば、人を笑わせるのが好きな人は「どうしたらもっと笑ってもらえるだろう」とか
料理が好きな人は「もっと美味しく作れる方法はないか」という興味が湧いてきます。

つまり、疑問や問いに対して考えている時間が長いものこそ、あなたにとっての「好きなこと」になるということです。

本書ではレオナルドダヴィンチの名言を引用していました。

「食欲がないのに食べると健康を害すのと同じように、欲求を伴わない勉強はむしろ記憶を損なう」

自分の内側から湧いてきたものにちゃんと向き合うことの重要性を教えてくれているような気がします。

みなさんにとっての興味や関心、疑問を放っておけないモノはなんですか?

それがあなたにとっての好きなことです。

まとめ:アクションプラン

  • 人生の方向性となる大事なこと(価値観)を見つける
  • 自然とできてしまうような得意なことを見つける
  • 疑問を置いておくこくができない興味のある分野を見つける
  • それらを掛け合わせて本当のやりたいことを見つけて行動する

この4つを意識していきたいと思います。

本書では、大事なことを見つけるためのワークや、好きなこと、得意なことが見つかる質問などがあり、それに答えていけば自然と自分のやりたい事が見つかるように作られています。簡単3ステップ。このブログも実はこの本を読んで始めたのがきっかけです。

気になる方は、是非読んでみてはいかがでしょうか。やりたいことをとっとと終わらせて自己実現のステップへ一緒に進んでいきましょう。

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