自己理解

著書『苦しかったときの話をしようか』から学ぶ強みの分析方法

今日は、先日読んだ著書『苦しかったときの話をしようか』から自分の強みの分析方法を
解説していきたいと思います。

強みは動詞から考える

本書の中で紹介している強みの分析方法はとにかく紙に動詞を書きまくることが
大事なようです。
具体的な手順はこんな感じです。

・自分が社会との関わりの中で気持ちよかったものや
 好きなことをやっている時を列挙する。

・その時動詞で書く。
 例)書く、演奏する、食べる、などなど

・紙に最低50個、出来れば100個くらい

僕もやってみたのですが、動詞だけなら50個くらいは案外いけます。
所要時間は30分くらいでした。

出てきた動詞から分類する

50個書けたら、次に分類していきます。全部で3分類あります。
それぞれの特徴や傾向を書いていくので自分がどこに当てはまるか考えてみてくださいね。

Thinkingタイプ

このタイプの人は、考える力や戦略性が強みとなります。
考えることが好きであったり、問題を解いたり、興味のある分野を研究するのが好きというタイプの人です。傾向としてはこんな感じです。

・知的好奇心が旺盛
・暇になると無自覚に思考している
・行動する前に考えるクセがある
・興味のある分野を研究するのが好き

いわゆる内向的な性格と言われる人ですね。ちなみに僕もこの傾向が強かったです。戦略性は微妙ですが笑

このタイプの人の特徴的な趣味は

・読書
・プログラミング
・ライティング

とにかく一人で黙々と作業できるものを好む傾向ですね。僕も読書なんかは好きです。
こうしてブログを書いているのも向いているのかもしれないですね。

Communicationタイプ

このタイプの人は、伝える力や人を動かす力が強みとなるタイプです。
傾向としてはこんな感じです。

・コミュニケーション能力が高い
・人との繋がりが生きるモチベーションになる
・話し上手で聞き上手

いわゆる外交的な性格と言われている人の特徴ですね。
初対面の人ともスッとコミュニケーションに入っていける強さがあります。

このタイプの特徴的な趣味は

・社交場に行く
・人脈作り
・グルメに詳しい

人ととのつながりが生きるモチベーションになるので
営業といった人と関わりが強い職業がおすすめです。

Leadershipタイプ

最後はリーダーシップタイプです。人を動かしたり、変化を起こすことが強みとなります。
傾向としてはこんな感じです。

・何かを達成するのが好き
・高い目標に取り組むのが好き
・仕切るのが好き

特徴的な趣味としては

・マラソン
・トライアスロン

とにかく高い目標を掲げて取り組むものを好む傾向があります。
このタイプの人は、学生時代にキャプテンや生徒会長などを経験して
人を動かしてきたという経験を持っている人が多いようです。

経営者の方にトライアスロンを趣味にしている人が多いというのも
このような理由からなのではないでしょうか。

まとめ:強みは同居していることがある

どうでしたでしょうか?みなさんそれぞれ当てはまったものがあったと思いますが、
きっと一つではなかったのではないでしょうか。

僕自身も、Thinkingタイプが強めでしたが、Communicationも少しあったり
強みにもグラデーションがあるんだなと思いました。

自分の中でどこが色濃く出ているのかを知り、そこを伸ばしていくのが強みを生かしていく上では大事です。

また、「自分はLeadershipタイプがいいのにCommunicationが強いな」
みたいに思うこともあると思いますが、大事なのは、その強みを活かして他の部分を補うことが大切です。

Communicationタイプであったら、周りとの調和や対話を大事にしていくリーダーになることも可能だと思います。

強みは最大に生かし、苦手な部分はその強みでカバーして自分なりのパフォーマンスを発揮するということが大事になってきます。

是非今回紹介した強みの分類を使ってみてください。

紹介した著書は、就職や転職をする時に誰も教えてくれないような
貴重な内容が書かれていますので是非読んで頂きたいです。

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