英語

コスパ最強英語学習法!-「英語日記BOY」を読んで

新井リオさんの英語日記BOYが面白かったので久々にブログを書きます。

ずばり読んでもらいたいのは、僕のような英語学習を通して

「これ言いたかった。。」「あの時英語でなんて言えばよかったんだろう」

こんな悩みをもった経験がある方は是非読んでほしいおすすめの一冊です。僕はこれを読んでから英語学習が前より楽しくなった。ではいきます。

英語を勉強する定義から考えてできたのが英語日記

英語日記BOYが面白かったのは、そこらへんにある英語を教える本とは違うところ。

僕もこの本を読むまでは英語を勉強してたけど、ものすごく曖昧な理由や目標で英語を話したいと考えていた。

それ故にやったりやめたりの繰り返しだった。だけどこの本には英語を勉強する上では

  • 自分の身の回りの思っていること
  • 自分が考えていること

が話せるようになることが英語を話せているという状態だと新井さんは書いていた。

「身の回りの思っていること、自分が考えていること。。。それって日記じゃん!」

そう思ったのがきっかけで英語日記を始めたということらしい。面白い。

日記に普段から自分の考えていることや思っていることを書き留めておくことで

自分にとって大事なことを英語で伝えることができるようになるというのは
英語を始めたいけど、何をやったらわからないみたいな僕にとっては目標設定を明確にすることができた。

だから最近は英語日記を書いている。

みんなにとって英語を勉強する理由というのはそれぞれあるから言いたいことも変わってくると思う。

  • 海外就職したいから英語で面接できるようになりたい
  • 海外でエンジニアとして働いてみたい
  • 趣味の話をしたい

そこから逆算して言いたいことをストックしておくというのはとてもいい考えだなと思った。だから、最近は僕も英語日記を書いてる

英語日記の具体的な方法

英語日記を書いて使う4ステップ

1.考えていることを自然な日本語で書く

まず最初のステップとしては日本語で書くこと。

なぜなら、慣れない英語で日記をはじめから書いてしまうと、自分の知っているボキャブラリーの中からしか書くことができず一向に語彙が増えないし不自然になってしまうから。

I went to school. I studied English. I met a friend.

私は学校に行きました。私は英語を勉強しました。私は友達と会いました。

極端だが、知っているボキャブラリーから書くとどうしてもこうなってしまう。

僕らが書きたいのは、もっと自然な英語だから、日本語で日記を書くことが大事。

今日は久しぶりに前の職場の友達と遊んだ。彼らに会うのは1年ぶりかな。
時間が経つのは早い。相変わらず彼は遅刻をしてきた。
でも、昔話に花が咲いてとてもいい時間だった。また早く会いたいな。

英語日記は、何を思って、何を考えているかを先回りして英語で言えるようにすることが大切。だからこんな感じで話し言葉で書くことを新井さんはおすすめしている。

2.10秒以内で言い終わる1文にする。

なぜなら瞬時に言えないから。英語日記の目的は、言いたいことをあらかじめストックしておくことでそれを使う場面になったときにすぐに言えるようにしておくことが目的だからだ。

今日は久しぶりに前の職場の友達と遊んだ。彼らに会うのは1年ぶりかな。
時間が経つのは早い。相変わらず彼は遅刻をしてきた。
でも、昔話に花が咲いてとてもいい時間だった。また早く会いたいな。

↓特に言いたい一文をピックアップ。

「彼らに会うのは1年ぶりかな。時間が経つのは早い。」

こうした一文をまずは自力で英語にする。それをどんどんストックしておくことで、とっさの場面でも言えるようにしておくのだ。

3.オンライン英会話で添削してもらう

オリジナルの英語の例文が完成したら次はそれを添削してもらう。ここまででも丁寧に作っているから思いつきで作るよりも完璧に近い。

だけど、ニュアンスや自然の英語であるかはわからないから先生に添削してもらう必要がある。そこで使うのがオンライン英会話。オンライン英会話の先生に自分が作った英語が自然かどうか添削してもらう。

実際に僕もこの方法で英語日記を添削してもらえるかお願いしたが、今のところ快く添削して頂いている。断られたことは一度もないので大丈夫。

詳しいことは最後に書くけど、オンライン英会話での添削は効果絶大だと感じている。

4.スマホでひとりごと練習

オンライン英会話で添削してもらった英語を最後は口が慣れるまで何度も練習する。

本にも書いてあるが、僕も体験して感じるのは、フレーズは口から出した回数が多ければ多いほど言えるようになる。

添削をしてもらったフレーズを口が慣れるまで言えるようにするにはとにかく言うしかない。そこで新井さんが考えたのがスマホのある機能を使ってシャドーイングをすることだった。

それは音声機能である。手順を紹介していきます。

〈手順1〉音声読み上げ機能をお手本にシャドーイング
①スマホの設定画面から「読み上げ機能」のオンにする。
②スマホに入っているメモアプリにその日の英語日記を打ち込む。
③英文を選択し「speak(読み上げ)」ボタンを押す。

〈手順2〉音声機能を使って発音練習
①スマホの音声機能に向かって例文を言う
②きちんと聞き取ってくれない部分を何度も練習

〈手順3〉シミュレーションひとりごと
①実際に話している相手や場面を想像して一人で練習

紹介した4つのステップを通して作った例文を自分の伝えたい言葉にしていき
いつか言うであろう英語をストックしてその時に備える

 

英語日記を書いて実践してみて感じたこと

実際に英語日記を始めて2か月くらいが経った。始めてみて感じたことを書いていきたい。

ボキャブラリーが増えた

まず、圧倒的にボキャブラリーが増えた。オンライン英会話を始めた頃、この本にも書いてあったが、とにかく悔しい思いをする場面があった。

「こんな風に言いたかった」「あれはなんて言えばよかったのだろう。」

そう思う場面があったが、英語日記を取り入れてからは、普段から「これはなんて言うんだろう」と考えてそれをLINEとかにメモをしておいて、それを日記に取り入れた。

そのように先回りしておくことで、ボキャブラリーを少しずつ増やしている。

フレーズをストックしておけることへの安心感

前に書いた内容に似ているが、自分が言いたいフレーズをストックしておくことでいざという時にこれを言えば大丈夫!というのがあるだけで安心する(笑)

初オンライン英会話はとても緊張した。緊張して言えなかったこともあったけど、英語日記を使ってから、この時にはこれを言えば大丈夫というのをいくつか用意しておくことができる。

これは内向的な自分にとってはかなり強い。(笑)

そうして僕は安心してオンライン英会話にのぞんでいます(笑)

音声機能を使うときの注意点

本書の中では音声機能を使って練習するときはシャドーイングをおススメしている。
だけど、僕のような初心者ははじめのうちは音読でもいいかなと思う。

シャドーイングは一般的には中級者向けのトレーニングと言われている。はじめは僕もシャドーイングは難しく感じた。

だから最初は音読で、慣れてきたらシャドーイングというスタイルがシャドーイングを難しく感じる人にはいいかなと思う。

オンライン英会話はやっぱいい

4つのステップの中でも特に良かったのがオンライン英会話。もはやこれを使う手はない。
これを使ってから圧倒的に話せている感じはしてきたし、何より自分が書いた例文をすぐに添削してもらえる環境が家にいてもできるというのはちょっと恐ろしい(笑)

英語学習は正直仕事で必要な人でない限り辞めてしまっても特に問題はない。僕も一時期辞めてた。

そんな時に学んだ英語でコミュニケーションが出来たり他国の文化について知れたというのは言語を学ぶ喜びに触れた気がした。その喜びがもっと英語を学んでいきたいという気持ちになって学習を続けている。

僕の英語はまだまだだけど、今日紹介したテクニックを使って英語学習していきたいと思っている。